「プラセンタ」の「なぜ?」の部分や、
「若さを保つ秘訣」など、
吉田洋子の言葉をときどきお伝えするコーナー。
第11弾は‥‥
――なぜデンマークの豚にたどり着いたのか?
当社のプラセンタはデンマークの豚から
抽出したものを使用していますが、
もちろん、ここにたどり着くには
ありとあらゆる国の豚を検討しました。
(豚は、羊や馬に比べアミノ酸の組成が人間に近い)
アメリカではなく、ヨーロッパ、
それも「北欧かな」と思ったのは、漠然と、
商業であくせくしていないイメージがありました。
デンマークというのは酪農の先進国です。
国の生業が酪農なので、
何か問題が起こると国が滅びてしまう。
そのくらい本気で、
国の威信をかけて取り組んでいるのです。
たとえば、まったくのオーガニック環境で、
豚にストレスのかからない「放牧」で育てています。
食べたものが母体の子宮に影響すると話した通り、
豚(はもとより全ての家畜)の飼料は大変重要です。
もともとデンマークの場合、
全ての部位を使うという認識で育てていますので、
プラセンタの歴史も長いのです。
当社が取引している原料元は、
60年プラセンタを扱っています。
生産が追いつかないほどなのでは?
と思いますが、デンマークは人口の5倍、
豚がいますので(笑)大丈夫です。
デンマークにこだわるつもりはなくて、
今でも、日本の豚を使えないものかと
考えているくらいですが、今のところ、
私が求める条件では難しいというのが現状です。
まず放牧が不可能。
これは法律でも認められていません。
「食肉用」として育てられている
というのもありますが、狭いところで育った牛は
ストレスホルモンがたくさん出ます。
病気にならないよう抗生物質を与え、
たとえ検査で「問題なし」だとしても、
特に胎盤はデリケート。
私は何かしら影響があるのではと考えています。
「安全面」を重視してたどり着いた豚ですので、
どうか安心してお飲みいただければと思います。
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【No.11】なぜデンマークの豚にたどり着いたのか?
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