Quantcast
Channel: 吉田洋子の日常
Viewing all articles
Browse latest Browse all 579

【No.9】人由来、豚由来、馬由来のプラセンタ、どう違うの? 献血がNGってどういうこと?

$
0
0
「プラセンタ」の「なぜ?」の部分や、
「若さを保つ秘訣」など、
吉田洋子の言葉をときどきお伝えするコーナー。
第9弾は‥‥

――人由来、豚由来、馬由来のプラセンタ、どう違うの?
献血がNGってどういうこと?


プラセンタを紹介するときに、「人由来だから」「馬だから」
などと、うたい文句にしているのを見かけることがあります。
どう違うの? 何がいちばんいいの? と思いますよね。
当社ではデンマーク産の豚を使っていますが、
ここにたどり着いたときの「これこそベスト」という話は、
また別の機会でご紹介するとして・・・

「馬の方がアミノ酸が豊富」とうたっていることがあります。
だけど、実際は馬も豚も変わりはないのです。
変わるとすれば、その動物が何を食べてきたかによって
栄養価が全然違ってきます。
良いものを食べていれば馬も豚も栄養価が高くなるし、
悪いものを食べていればどちらも栄養価は下がる。
馬からのプラセンタを抽出するときに、意図的にアミノ酸を加え、
「豚よりすごい」とうたい文句にしている業者もいるほどですが、
育ち方で変わってくるのですから、「豚だから」「馬だから」と、
ひとくくりでは語れないのです。

人も、豚も、馬も、胎盤を比べると、
細胞的なレベルでの違いは、それぞれにあります。
ただ、胎盤から滅菌・殺菌の処理をしたときに、
悪い作用をする菌は、ほぼ生きることが不可能になります。
体に入れたあとに復活するなんて、まずありえないのです。
ただ、厚労省が「医薬品」と定めている以上、
「万が一」を想定し(責任を問われないよう)、
プラセンタの注射(液体)を受けた人は、
献血ができないことになっています。
なぜ液体だけがダメかというと、粉に比べると
原理的に菌が繁殖しやすいということ。

私は100℃以上の滅菌・殺菌を2~3回経て
水分を飛ばした胎盤は、
組成がどれだけ馴染むかというバランスの違いがあるだけで、
液体も粉も、そう変わらないと思います。
とくに錠剤(粉)は、体内で消化されて必要な細胞に
運ばれていくので、さらに安全性は高いといえるでしょう。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 579

Trending Articles